「ALIAS」シーズン3 第3話(通算第47話) REUNION
2006-03-20


モスクワ

昼間の公園で思い思いにくつろぐ市民。そこに轟音。隕石のようなものが落下、公園は跡形も無く消える。

ロス

夜。シドとワイスは二人きり、シドの部屋で酒を飲んでいる。かなり強そうなお酒をストレートで飲んでいる。二人ともかなり酔っぱらっている。

 このまま男と女の関係にならないのはワイスが「slave to advertising」だからかな?
 詳しくはこちらを参照→[URL]

シド「ものすごく曖昧な言い方かもしれないけど、火事で家財道具を全部失っても、それはそれでいいこともあったんだ、って思えるようになったのよ。」
ワイス「え?今、何て言ったの?」
シド「死にかけたけど、また生き返ったって感じだって言ったの。」

シドがワイスに酒を注ごうとする、もう勘弁という感じのワイスだが、仕方なく一杯もらう。

何もかも失ってしまったと言うシドに対しワイスが言う
「でも、君の心の中には、君が愛したもの、君を切なくさせるものがまだ残ってだろ?それはもう戻ってこないかもしれないけど。」
「ごめん、もののたとえだよ、深い意味はないよ。」
苦笑するシド。「あなたの言いたいことはわかるわ。」

 これって、ヴォーンのことかな?

シド「『アリスと不思議な国』の初版本を持ってたの。5歳の誕生日にママからプレゼントされたの。」
「私とママとの関係はジェット・コースターみたいに目まぐるしく変わったし、ママが今どこで何をしてるのかもわからないけど、
その本は私にとって一番のお気に入りなんだったと思えるのよ。」

最後の一杯を注ぎながらワイス「本日はこれにて閉店。」
ワイス「この部屋にいる太った人に乾杯。」
シド「それ、わたしのこと?」ワイス「おいおい。明日から、君とヴォーンはまた一緒に働く。」シド「ローレンも一緒にね。」
ワイス「そう、ヴォーンの奥さんともね。」「いいかいシド、君が誰かに何かを話したくなったら、僕はきみの素敵な友人になれると思うよ。」
「僕の肩を借りて泣いてもいい。」「そんな時の為に、僕は君の傍にいてあげたいと思ってるんだよ。」
シド「なら、明日はきっといいことあるかも。」「でも、飲み過ぎちゃったかも。」

立ち上がるワイス。シドの部屋から去って行く。

作戦本部に出勤?するシド。会議室にはヴォーン夫婦が既にいた。
ヴォーン「おはよう、シド。ローレンとはもう会った?」シド「えぇ。」
ローレン「昨日はごめんなさい。少し言葉を選ぶべきだったわ。」
シド「気にしないで、勝手に割り込んで行ったのは私なんだから。」
ローレン「でも…。」シド「私なら大丈夫よ。」

そこにマーシャルが駆けつける。「君の為にCDをつくったんだ。君がいなかった2年間に流行った曲を沢山入れたんだ。」
「流石に、ありきたりなお行儀の良くないバンドとかを全部を聞くのは無理だから、あ、J.T.は別だよ。ティンバーレイクなんか感動ものだよ。」
「そうそう、一番大事なのはね、こうゆう音楽を聴くことによって、君の脳の中にある海馬を刺激して、
無くした記憶を取り戻すことができる切欠になるんだよ。これは科学的には証明されてるこなんだ。」
シド「ありがとう。」
ヴォーン夫婦を見てマーシャル「あ、お邪魔だったかな。」

< 2006/3/20 23:30 >

そこにディクソンが現れる。緊急ミーティングが始る。
「たった今情報が入った。モスクワ時間午後4時47分、ロシアのミサイル早期警戒システムが作動した。 」
「このシステムは来るべきミサイル攻撃を想定したシステムだったが、今回検知されたのはミサイルではなかった。」
「起動を外れた人口衛星がモスクワに落下した。」
「だが、ロシア側はミサイル攻撃を受けたものとし、ロシア大統領は核による反撃の準備に入った。」

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[ALIAS 3]

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